アイヌの人たちは湖のことを「ト」とよびました。「ととき」は湖のゆったりとした時を楽しむシリーズ。毎月道内の湖畔の風景をお届けします。一息つきたいあなたへ、湖畔時間の便りです。ちょっとひと休みしましょう。
札幌方面から支笏湖へ向かって国道453号を走る。山を下って湖畔に出ると、右手の対岸に風不死岳の雄姿を見ながら湖畔のすぐ横を走る道路がしばらく続く。まるで湖の上を行くような、この道が気持ち良い。4万年前、火山の大噴火で湖ができ、その火山灰で札幌軟石ができた。
阿寒湖の温泉街から弟子屈に続く国道241号を約20分ほど走ると、道路脇に双湖台という場所がある。名前の通り、ここから二つの湖が見えるらしい。読む