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【イチモニ】札幌日本大学高校 新聞記事のつくり方

札幌日本大学高校の生徒が朝日新聞記者から記事作成を学び、吹奏楽部を取材して記事を作成しました。(2025年11月29日 イチモニ!しんぶんのチカラ)

体当たり取材で聞いた 〜記者に学んだ新聞作り〜

 札幌日本大学高校(北広島市)の生徒たちが13日、朝日新聞の記者(30)から「新聞記事のつくり方」を学んだ。生徒たちは、2日後に保護者向けの発表会を控えた吹奏楽部を取材し、それぞれオリジナルの記事を仕立て上げた。

 参加したのは、各クラスから1人選出される「新聞局」や生徒会に所属する1〜2年生の8人。同記念号外校では、学校祭で各クラス1枚の「壁新聞」を作るのが慣例で、政治やアート、校則など、テーマを自由に設定し、その内容で上位を決めるコンテスト形式になっている。

 今年の上位に選ばれた2年11組のタイトルは「玉響」。同組で、新聞記事づくりにも参加した田中利奈さんによると、「わずかな時でも豊かなものにしたい」という思いを込め、校則で禁止されているメイクの是非を取り上げた。生徒235人にアンケートを実施し、「メイクして登校したことがある」と答えた生徒は21%にのぼったという。

 記事では、教員らへの取材や、過度なメイクや香水で迷惑しているという声も紹介したうえで、こう結んだ。「頭を使って考え、他人をもっと思いやるその先に、校則の縛りがなくなり、誰もが楽しめる学校生活があるのではないだろうか」

 毎年、ユニークな壁新聞を作っている生徒たち。「新聞記事のつくり方」を学んだこの日はまず、質問の仕方や記事の書き方について考えた。見出しの付け方についても議論になり、九笹千夢さん(2年)は壁新聞で「つい見てしまう見出し」を意識していると話した。

 その後、実際に吹奏楽部を取材。同部は、今年の北海道吹奏楽コンクールで金賞を受賞した強豪で、練習では「吹奏楽をする人なら誰でも知っている」(部員)という「宝島」を披露した。

 生徒たちは練習風景を見ながら質問事項をメモし、それぞれ気になった部員に体当たりで話を聞いた。松立絆愛さん(1年)は、友人の部員に取材。部活を始めたきっかけや楽器を選んだ理由を聞き、タブレット端末にメモした。

 小林泰樹部長の囲み取材では、大杉歩果さん(2年)が「部員間の仲は」との質問をぶつけ、部長から「一緒にいる時間が長く、家族と思えるほど大事な存在です」という言葉を引き出した。

 取材を終えた斎藤碧人さん(1年)は「聞きたいことが浮かんでも言語化が難しかった」。渡邉心温さん(2年)は「楽しさと難しさの両方あった」とそれぞれ感想を述べ、共感を呼んだ。一方、八重樫隆聖さん(2年)は「取材での質問は日常生活でも応用できることが多いと感じた」。山本善心さん(1年)は「深くまで聞くのは質問を考える力も必要になる」と話した。

 生徒たちは、夜遅くまで原稿を執筆していた。
(朝日新聞北海道支社報道センター大瀧哲彰)

生徒が作成した号外

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