■プレゼントナンバー1732
応募締切:2021年10月15日 23時59分
鑑賞券は特別上映作品を除く全ての上映作品でお使いいただけます。
函館を舞台に2010年「海炭市叙景」から始まり、「そこのみにて光り輝く」「オーバー・フェンス」「きみの鳥はうたえる」と高く作品世界が評価されてきた佐藤泰志原作の映画化第五弾「草の響き」がついに完成しました。
心に失調をきたし、妻とふたりで故郷函館に帰ってきた和雄は病院の医師に勧められて、治療のために街を走り始める。雨の日も、真夏の日にも、ひたすら同じ道を走り、それをノートに記録し、その繰り返しの中でやがて心に平穏を見出してゆくのですが……
黙々と函館の街を走り続ける男の目には何が写り、何が聴こえてくるのか。妻がどんなに夫を理解しようとしても、夫には妻の声が聞こえない。そんな夫婦の距離が痛い。主人公の和雄を演じた東出昌大さんは「心を病んだ男がそれでも毎日走る理由は、きっと『良くなりたい』からだと思います。そして『良い』とは何なのか。羽毛のように柔らかい函館の西陽を受けながら、皆で作った映画」と語っています。聴こえてくるのは静まらない心の震えなのか。懸命に生きようとする人間の生の輝きを見事に映し出す。
© 2021 HAKODATE CINEMA IRIS
10月8日(金)より
新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ有楽町/渋谷ほか全国順次公開!
9月18日~
「大地と白い雲」(中国 111分)
「ベルヴィル・ランデブー」(フランス・カナダ・ベルギー 80分)
「デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング」(アメリカ 83分)
「デカローグ」デジタル・リマスター版 珠玉の10編 特別上映 ~10月1日
9月23日~
「MINAMATA ―ミナマタ」(アメリカ 115分)
9月24日~
「シュシュシュの娘」(日本 88分)
「走れロム」(ベトナム 79分)
10月2日~
「アイダよ、何処へ?」(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ他 101分)
「ミス・マルクス」(イタリア・ベルギー 107分)
「東京クルド」(日本 103分)
10月8日~「草の響き」(日本 116分)
10月15日~「Our Friend/アワー・フレンド」(アメリカ 126分)
10月16日~
「コレクティブ 国家の嘘」(ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ 109分)
「名もなき歌」(ペルー・スペイン・アメリカ 97分)
10月23日~
「うみべの女の子」(日本 107分)
JIM JARMUSCH Retrospective 2021 ジム・ジャームッシュ レトロスぺクティブ vol.1
「パーマネント・バケーション」「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
「ダウン・バイ・ロー」「コーヒー&シガレッツ」
10月30日~
「THE MOLE(ザ・モール)」(ノルウェー・デンマーク他 120分)
シアターキノ
札幌市中央区南3条西6丁目南3条グランドビル2F(狸小路6丁目)
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