■プレゼントNo. 1887

抽選で シアターキノ 映画鑑賞券 を5名様にプレゼント

応募締切：2022年7月15日 23時59分送信完了まで

鑑賞券は特別上映作品（※）を除く全ての上映作品でお使いいただけます。

ピックアップ映画「エリザベス　女王陛下の微笑み」

　世界で最も有名な女性、英国君主エリザベス2世。1930年代から2020年代までの貴重なアーカイブ映像によって、何十年もの歩みを行き来して、まるでタイムマシーンのような映画が誕生しました。歴史に残る政治家たち、ビートルズやエルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローたちスーパースターが華を添え、当時の楽曲が満載。
　たった一度の人生、たった一人の女性が1952年、25歳の若さでエリザベス2世として即位してからの類まれな人生。在位70年になる今年、国民は親しみを込めて「お母さん」「おばあちゃん」とよび、キャラクターグッズまで作られる。ここには最高にチャーミングでユーモアたっぷりの素顔の女王が、詩的に時にポップに描かれていて新鮮な驚きが。監督はというと、2月に公開した「ゴヤの名画と優しい泥棒」のロジャー・ミッシェル監督。この作品もちょっとコミカルで庶民的なやさしさに溢れたものでした。その監督がコロナ禍、映画制作ができなくなり、それであればと一番手に上げたのが女王のドキュメンタリーでした。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。ありきたりな王室ドキュメンタリーにはできない」と語ったそう。この作品が監督の遺作となってしまいましたが、ひとつの人生を生きることの深い想いを感じました。
©Elizabeth Productions Limited 2021
2022年6月17日公開

7月4日シアターキノは30歳のお誕生日を迎えます。ミニシアターの映画を愛し支えてくださった皆さんへ、そして映画たちへなにかおかえしができないかと思い、キノにお越しいただいたり、交流のある監督、俳優、詩人、評論家などの皆さんにご参加いただいて、若い人たちへ贈る１冊の本を創ろうと今大詰めを迎えています。タイトルは「若き日の映画本」、お楽しみに。

キノ上映スケジュール 2022年６月中旬～

6月17日～
「エリザベス　女王陛下の微笑み」（イギリス 90分）
6月18日～
「アメリカン・ユートピア」デイヴィッド・バーン X スパイク・リー監督特別対談映像付き　（アメリカ 121分）
「アンラッキーセックス　またはイカれたポルノ　監督＜自己検閲＞版」（ルーマニアほか 106分）
「ムクウェゲ 『女性にとって世界最悪の場所』で闘う医師」　（日本 75分）
「メイド・イン・バングラデシュ」（フランス・バングラデシュ他 95分）
6月25日～
「男たちの挽歌」4Kリマスター版　日本公開35周年記念　（香港 96分）
「FLEE　フリー」（デンマーク、スウェーデン他 89分）
「私はヴァレンティナ」（ブラジル 95分）
「ストーリー・オブ・フイルム　111の映画旅行」（イギリス 167分）
「勝手にしやがれ」60周年4Kレストア決定版（フランス 60分） 「気狂いピエロ」（フランス 110分）
「ゴースト・フリート　知られざるシーフード産業の闇」（アメリカ 90分）
7月1日～
「わたしは最悪。」（ノルウェー、フランス他 128分）
7月2日～
※ホウ・シャオシェン映画祭 「童年往事 時の流れ」「風櫃（フンクイ）の少年」「風が踊る」「HHH:侯孝賢」
「ナワリヌイ」（アメリカ 98分）
7月9日～
「ぼくの歌が聴こえたら」（韓国 93分）
「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」（アメリカ・イギリス他 130分）
※タル・ベーラ伝説前夜「ダムネーション／天罰」「ファミリー・ネスト」「アウトサイダー」
7月16日～
「スープとイデオロギー」（韓国・日本 118分）
「君を想い、バスに乗る」（イギリス 86分） ロベール・ブレッソン「湖のランスロ」「たぶん悪魔が」
7月23日～
「ボイリング・ポイント／沸騰」（イギリス 94分）