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■プレゼントナンバー2131
応募締切:2023年10月13日 23時59分
※「★特集」プログラムは鑑賞券ではご覧いただけません。
エディット・ピアフ、グレース・ケリー、世紀の女性を描くオリヴィエ・ダアン監督3部作のラストを飾るのはラ・グランド・タム(偉大なる女性)、シモー・ヴェイユの奇跡の生涯。その誇り高き生き方に、胸が熱くなる感動の物語です。
1974年パリ、カトリック人口が多数を占め、さらに男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ヴェイユはレイプによる被害や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示して「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と、圧倒的反対意見をはねのけ、のちに彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。
1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対の中、「女性の権利委員会」の設置を実現。そして女性だけでなく、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱き者たちの人権のために闘い、フランス人に最も愛された女性政治家です。その信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュヴィッツ収容所に送られ、“死の行進”、両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだったのです。人間の尊厳、隔たりのない人類愛、ぶれない強い力はそこから生まれてくるのでしょう。彼女に救われたたくさんの女性たちが「ありがとう」と声をかけるシーンがあります、それは今を生きる私たちでもあるのでしょう。
9月16日~
「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」(フランス 140分)
「6月0日アイヒマンが処刑された日」(イスラエル・アメリカ 105分)
12か月のシネマリレー「裸のランチ」(イギリス 116分)★特集
9月23日~
「シーナ&ロケッツ 鮎川誠~ロックと家族の絆~」(日本 98分)
「ファルコン・レイク」(カナダ・フランス 100分) 「夢みる校長先生」(日本 82分))
・短編併映 「オオカミの家」(チリ 74分)「骨」(チリ 14分)
9月30日~
「ダンサーイン Paris」(フランス・ベルギー 118分) 「猫と、とうさん」(アメリカ 89分)
「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ」★特集
「アメリカの影」「フェイシズ」「こわれゆく女」「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」
「オープニング・ナイト」「ラヴ・ストリームス」
10月6日~
「シアター・キャンプ」(アメリカ 93分)
10月7日~
「リバイバル69 伝説のロックフェス」(カナダ・フランス 99分)
10月14日~
「旅するローマ教皇」(イタリア 83分)
「月」(日本 144分)
「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」(フランス 110分)
10月21日~
「燃えあがる女性記者たち」(インド 93分)
「ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)」(フランス 105分)
札幌市中央区南3条西6丁目南3条グランドビル2F(狸小路6丁目)
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