


朝日新聞北海道報道センターのスタッフが綴る、北海道にまつわる小さなお話。今月はさんの『記者として預かる『席』の重み』のお話です。
記者の自宅に残る「記者席用傍聴券」の一部 色とりどりの紙が、自宅に13枚残っている。 名刺ほどの大きさで、「記者席用傍聴券」と印字されている。釧路地裁で6月17日に判決があった、遊覧船沈没事件をめぐる刑事裁判のものだ。 司法取材を担当する私は、昨年11月の初公判から全13回の期日を傍聴した。手帳をめくって数えると、計34日、釧路市に滞在していたらしい。半年のうち、ひと月を過ごしたことになる。 本来、傍聴できるかは抽選次第だ。判決期日には88人に整理券が交付され、うち傍聴できたのは14人だった。 廷内に用意された44席のうち、30席は関係者の特別席や報道各社の記者席が占める。…(続きはウェブで)