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公開:2019年6月17日
5月初旬、午前3時。まだ暗い寿都(すっつ)港に、まばゆい集魚灯をつけた漁船が一隻二隻と戻ってくる。陸に揚げられた発泡スチロール箱の中に、爪の先くらいから人差し指ほどまでの小魚がサイズごとに収まっている。寿都で“しらす”と呼ばれるイカナゴの稚魚だ。
しらす到来!山下水産 寿都 “生しらす”の季節は1ヶ月 5月初旬、午前3時。まだ暗い寿都(すっつ)港に、まばゆい集魚灯をつけた漁船が一隻二隻と戻ってくる。陸に揚げられた発泡スチロール箱の中に、爪の先くらいから人差し指ほどまでの小魚がサイズごとに収まっている。寿都で“しらす”と呼ばれるイカナゴの稚魚だ(※)。この魚は入札だからセリ場のような掛け声はなく、響くのは船やリフトのエンジン音のみ。箱が市場内に積み上げられると、仲買や地元加工場の仕入れ担当者たちが集まってきた。歩き回りながら品定めをする買い手たちの中に、山下水産社長、山下邦雄さんの姿があった。場内を三周ほどし …
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