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画像:AFC アサヒファミリークラブのロゴマーク

>HOME >あささんぽみち >「暖かな初夏 言葉の温もり」(2024/5/20)

VOL2:暖かな初夏 言葉の温もり

7月には白樺林に紫陽花が映えて美しい

  ゴールデンウィークも過ぎ去り、初夏の訪れを感じる。前号から始まった新コーナー「あささんぽみち」では今回、豊平中央・東札幌・平岸北部という3つの配達エリアを担当するASAの所長・喜瀬佳哲さんを訪ねた。このエリアは若い世代も多く、ASAには保育園や公園が隣接している。「子どもたちの賑やかな声に自然に気持ちが明るくなります」と話す喜瀬さんに配達エリア内でおすすめのスポットを聞いた。

 「メジャーな場所でいうと、総合体育施設の北海きたえーるです。地下鉄の豊平公園駅の地下通路から直結しているのでアクセスしやすく、レバンガ北海道のホームアリーナでもありますよ」。実は喜瀬さん、中高大でバスケットボール部に所属し、30歳手前まで社会人チームでプレイをしていた。

地域の人たちのスポーツ拠点。北海きたえーる

 レバンガ北海道は、2026年から始まる男子バスケットボールの新リーグ「Bリーグプレミア」に参入する条件を満たすため、北海きたえーるメインアリーナの改修工事を始める。2024年7月から始まり、11月末までの予定だそうだ。

 筆者も休日にきたえーる周辺を散策すると、隣接する豊平公園で1匹のエゾリスに出会った。公園に詳しい方に聞くと、豊平公園内には3匹のエゾリスが生息していて、出会ったリスは4歳、これまで36匹の子リスを育て上げたベテランだそうだ。農林水産省林業試験場の跡地を利用して生まれた豊平公園には、さまざまな季節の草花が植えられていて、いまの時期はツツジやフジが見頃を迎える。

 真夜中に出勤し、従業員と朝刊配達を行う喜瀬さん。お盆、年末年始、GWはなるべく従業員に休んでもらいたいと、いつも以上に働くという。ハードな仕事だが、日の出と共に「朝の配達を終えた!」という、何か言葉にできないような不思議な達成感に包まれるそうだ。従業員時代、1日100件近くの集金をしていた時にお客様にかけられた「お疲れ様!いつもありがとう」という言葉を時々思い出しては、今も配達の原動力にしている。一つ一つの受け答えから誠実さがにじみ出る喜瀬さん。取材しながら、集金の人に会ったら感謝の言葉を伝えようと心に決めた筆者であった。

ASA豊平中央・東札幌・平岸北部 所長 喜瀬佳哲
〒062-0901 札幌市豊平区豊平1条13丁目1-25むつみパークMS1階

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