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公開:2019年4月16日
<p> “老舗”が「時代をまたぐような長命な産業」という意味ならば、北海道に老舗が少なくても無理はない。けれど、江差の街はちょっと訳が違う。現在、いにしえ街道と名付けられた街並みの問屋蔵や商家に足を止めると、200年、300年という来歴が記されていて、気分はつい、遥かな時代に向いていく。本州向けの魚油や魚粕の原料であるニシンが集まり、それらの漁を取りしきる家々と廻船問屋が儲けに儲け、様々な人々がぶつかりあいながら活躍した日々がこの場所にあったのだ。今回紹介する五勝手屋本舗は、江差隆盛の歴史の一部でもあり、今なお活躍する老舗菓子店だ。</p>
赤い羊羹が語る、江差の今昔。五勝手屋本舗 左がオリジナルの五勝手屋羊羹。大正金時使用。右が新作、春限定のさくら羊羹。福白金時使用。塩漬けのさくらの花びらも入っていて、やさしい香りと塩味がいい。 ニシンとヒバ材で栄えた街で “老舗”が「時代をまたぐような長命な産業」という意味ならば、北海道に老舗が少なくても無理はない。けれど、江差の街はちょっと訳が違う。現在、いにしえ街道と名付けられた街並みの問屋蔵や商家に足を止めると、200年、300年という来歴が記されていて、気分はつい、遥かな時代に向いていく。本州向けの魚油や魚粕の原料であるニシンが集まり、それらの漁を取 …
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