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公開:2021年4月19日
少年トトと映写技師アルフレードの交流を通し、あふれんばかりの映画愛を描くイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』が公開された1989年、日本にはレンタルビデオ店が出始め、映画館の数は最盛期の半分以下に落ち込んでいた。それから30年余り。テレビは大型化し、DVDや映像配信サービスなどが普及。いまや映画は、いつ・どこでも、何度でも観ることができる。とはいえ、一度でも体験した方なら、映画館で観る楽しさをご存じのはず。複数のスクリーンを持つシネコンが台頭する中、コロナ禍を耐え、北海道各地で奮闘する市民出資のミニシアター3館と老舗の単館映画館を訪ねた。
この町で、小さな銀幕を守りたい 「少しでも多くの映画を紹介したいけれど、扱う本数が増えるとひろみの仕事も増えてしまう」と話すシアターキノの中島洋さん(左)に対し、「映画の魅力を形にするのは楽しい」とひろみさん(右)。 写真右:尾道三部作などで知られる故・大林宣彦監督とは親交が厚く、サインも随所にあるシアターキノ。4月16、17日には一周忌記念特別上映を行った。 シアターキノ(札幌)文化の“場”を守り続ける 映画ポスターがずらりと並ぶ廊下の先、ドアを開けると、壁一面の直筆サインやにぎやかなチラシが目に飛び込む。札幌・狸小路商店街のビル2階。1992年にわずか29席で始まった「シアターキノ …
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