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記念すべき第1回は、HTBの朝の情報番組「イチモニ!」を取材しました!出勤や登校などお出かけ前に気になるのは今日の天気ですよね。今回は、朝のお天気コーナーを担当する番組スタッフに密着。お話を聞かせてもらったのは2006年から担当している清水秀一さんと、去年入社したばかりのアナウンサー福地妃菜美さん。
Q.清水さんが気象予報士を目指した経緯や、なぜ北海道を選んだのか教えてください。
天気と自然がもともと好きだったことが大きいです。
縁はなかったのですが、東京に勤務しているときから北海道の天候に興味があったんです。
Q.清水さんと言えばイラストを使った天気紹介かと思うのですが、生まれたキッカケはどんなものだったんですか?
十何年も前にさかのぼるのですが、当時朝番組には美術のスタッフが少なかったんです。番組中に表示されるCGを作ってくれるスタッフも社内に1人しかおらず、番組は報道のニュースがメインだったので、天気のCGまでは時間的に間に合わないという状況でした。そんな中、「それなら自分で作ってしまおう!」となったことが始まりです。
Q.北海道の天候にはどのような特徴がありますか?
北海道は広いので、道央、道南、オホーツクと全部天候が違います。春、夏、秋と様々な顔がありますし、冬も毎年異なる変化がある。面白いというのも変ですが、やりがいを感じることは多いです。
Q.福地アナにとって清水さんは隣にいてどんな存在ですか?
お天気のことはなんでも教えてくださいますね。聞かなくても視聴者さんにこう伝えるといいよなど、日々アドバイスももらっています。
Q.福地アナがお天気ニュースを担当して1年が経とうとしていますが、朝の忙しい時間帯、視聴者さんに伝えるために意識していることなどありますか?
いま(取材した3月時点)は、月曜日と火曜日を担当していて、やっぱり皆さんそうかと思うのですが、月曜日は「今日から1週間が始まるんだ」というスイッチを入れる日になる。気が重たい時もありますよね。そんな時に他の曜日よりも元気に「いってらっしゃい!」と伝えることを意識しています。そこは私自身も同じなので精一杯気持ちを込めています。
それは横にいてすごく強く感じます(笑)
実際にイベントの時や他の中継先でも視聴者さんに「いつも月曜日から元気をもらっている」と声をかけていただけているので、より意識しています。
Q.清水さんは曜日を意識されていますか?
僕は毎日全力でやっているんで(笑)
あれー!?(笑)
というのは冗談ですが、朝の時間はみんな忙しい事が多いと思っています。一瞬番組を見たときに「朝から暗いなぁ」などと思われないように、常に元気に伝えられるように意識しています。
テレビで見ている以上に、実際に見させてもらった本番では情熱的な雰囲気をヒシヒシと感じました。
大阪のテレビ局時代、普段はボソボソと喋るアナウンサーや記者がいたのですが、本番になると一気にスイッチが入る。他にも似たような仲間が多くいて、当時の影響を今も受けていると思います。
Q.長くお仕事を続けられている秘訣などありましたら教えてください。
朝番組を担当していることから、出社するのは深夜。基本的には生活の時間が昼夜逆転しています。調整は難しいところもありますが、なるべくリズムを崩さずに規則正しく時間を過ごすことを意識しています。
Q.清水さんと福地アナから視聴者さんや読者さんにメッセージがあればお願いします。
災害時などに、天気のことを少しでも知っておいてもらえると、役に立つことも多いです。日常生活ではなかなか関心を持つことは難しいですが、みなさんにより天気に興味を持ってもらえるように、これからも伝え続けていきたいと思っています。
2024年3月に札幌市消防局の「消防アンバサダー」に就任させてもらったことで防災への意識は高まりました。日々のお天気ニュースをお伝えする中でも、皆さんに防災のポイントなどが伝わるように表現などを工夫しつつ、啓発していきたいと思います。
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