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アイヌの人たちは湖のことを「ト」とよびました。「ととき」は湖のゆったりとした時を楽しむシリーズ。毎月道内の湖畔の風景をお届けします。一息つきたいあなたへ、湖畔時間の便りです。ちょっとひと休みしましょう。
シラルトロ沼とも呼ばれるこの湖は釧路湿原国立公園の中、標茶町にある。
近くには塘路(とうろ)湖、達古武(たっこぶ)湖という同じような風情の湖がある。どの湖も浅く、シラルトロ湖は深いところでも3メートル以下。湿原の湖らしく、陸地と湖の境があいまいな感じで、眺めていると湖なのか湿原なのか、とにかく視界を遮るものがなく、広い。西側に釧網本線が、東側に国道391号が通り、鉄路と道路にはさまれたところに湖があって国道からはよく見える。
例年12月中旬くらいから凍り始め、完全結氷するとワカサギ釣りの場所となる。湖の北西端には茅沼温泉があり、通年で宿泊施設も営業している。
阿寒湖の温泉街から弟子屈に続く国道241号を約20分ほど走ると、道路脇に双湖台という場所がある。名前の通り、ここから二つの湖が見えるらしい。読む