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アイヌの人たちは湖のことを「ト」とよびました。「ととき」は湖のゆったりとした時を楽しむシリーズ。毎月道内の湖畔の風景をお届けします。一息つきたいあなたへ、湖畔時間の便りです。ちょっとひと休みしましょう。
国道452号、夕張市から旭川へ通ずる道で、車を降り、シューパロ湖を見下ろした。大夕張ダムの建設でできた人造湖だ。淡い緑の湖面と、立ち木や枯れ木。湖からすっと道路が伸びていたりもする。
この道はどこへ続いているのか。夕張市指定文化財に指定されていた「三弦橋」という美しく珍しい構造の鉄道橋もこのダム湖に沈んでいるという。沈み、見ることができなくなったものと、夕張市内に点々と残る廃屋の姿が重なる。
やはり湖は静かである。
阿寒湖の温泉街から弟子屈に続く国道241号を約20分ほど走ると、道路脇に双湖台という場所がある。名前の通り、ここから二つの湖が見えるらしい。読む