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今回は皆さんもよく聞く「グループホーム:認知症対応型共同生活介護(以下GH)」についてお話します。
認知症の方は2025年には全国で約700万人に及ぶともいわれ、現在でも要介護認定者の内かなりの割合を占めています。その中で認知症の方の受け皿となるGHは、少人数(5~9人で1ユニット※ユニットはGHを運営するための単位。一施設は最大3ユニットまで)で、生活全般のケアを受けながら、料理や掃除、洗濯といった家事活動を通じた生活リハビリや、家庭的で落ち着いた雰囲気の中で症状の進行を緩やかにすることを目的にした施設です。居室は個室ですがトイレが無いところが多く、フロア毎に共用トイレが設置された施設が多いです。各階がフロア毎で完結するユニットケア方式を取り入れており、横の移動のみ(階段やエレベーターを使わない)で生活することが出来ます。
認知症の方々に生じることが多い見当識低下(時間、場所、人が分からなくなる)があっても、少人数の入居者、職員が出来る限りなじみの関係を作りあげることで、家庭的で落ち着いた雰囲気で継続した生活を送れるよう、高齢者住宅などで対応が困難な重度の認知症の方を受け入れています。入居の要件としては、当然ですが認知症の確定診断が必要です。 「最近うちの親、物忘れがひどくて…」など初期の認知症状が出現した場合は、まずは早めに認知症専門医のもとへ。また地域密着型サービスになりますので、希望する市町村内のGHへ入居する場合は、施設のある市町村の住民票が必要となります。
ユニットケアをもとに認知症の方に寄り添う施設としてGHは今も選択肢のひとつです。最大でも27名と小規模のため、人気の施設は待機が必要な場合もありますが、施設によって差があります。
医療に関しては訪問診療が主ですが、配置基準上は看護師が常勤していないため、最近は訪問看護などに力を入れるGHも増えつつあります。各GHにより対応や介護面に違いはありますので、認知症の方の尊厳を守り、行動や心理症状への対応、関わりを重視しているようなGHをぜひ探してみて下さい。
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