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土地の記憶と文学の記録
釧路湿原の文学史土地の記憶と文学の記録 釧路湿原。緑豊かな自然の宝庫、作物の育たない不毛な大地、人を寄せ付けない厳寒の原野…。人がこの地に抱くイメージは実に多様だろう。遠いアイヌの記憶と伝説、開拓進展とともに中央から訪れる文人たち、釧路が都市機能を備えていくなかで冬の季節だけを過ごした啄木、タンチョウと阿寒国立公園指定で自然に目が向けられた昭和初期、そして原田康子をはじめとする戦後文学の豊穣と、 …