AFC アサヒファミリークラブ

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天塩川流域、食のプロたちが集まる
「アマムの会」

アマムの会
地域の食のプロたちを集めアマムの会を発足させたのが、AOZORA料理店の須藤民篤さん(左)とベーカリー石田の石田誠次さんだ。須藤さんのレストランは仲間が集まる場所でもある。

 今回の特集で取り上げたパンやバターができるまでに、大きな役割を果たしたのが「アマムの会」というグループの存在だ。これは、道北、天塩川流域の農家、食品製造者、料理人など、おいしものを作っている人たちが中心となって、地域の食文化の向上と発信を進めるための団体だ。「アマム」はアイヌ語で「穀物」を意味し、名寄、士別、美深、下川に14名の会員がいる。

 これまでこの地域の農産物は、だれかが仕掛けたイベントに原材料として提供するか、価格が高いという理由で道外に出て行くものが多かった。また、それぞれがバラバラに活動していて、地域の質のよい食材をまとめて扱う仕組みはあまりなく、もっと付加価値をつけようと、会が生まれた。

 2018年8月、第一回「名寄の食を考える会」を開催したのを皮切りに、セミナーや交流会を行っている。まずは、地元の生産者が仲よくなることをモットーとし、ゆるやかにつながる。7月上旬には、ラーメンの原料となった小麦を作った小麦畑の隣で、そこでとれた小麦の麺を使ったラーメンを食べる「畑でラーメン」のイベントを行った。

 なよろ観光まちづくり協会の山田裕子さんは、この会に個人として参加している。「くっつくことで認知度が上がる。アマムの会として地域PRにどんどん出て行きたい」と話してくれた。