このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。

画像:AFC アサヒファミリークラブのロゴマーク画像:AFC アサヒファミリークラブのロゴマーク

>HOME  >よみもの一覧  >地域を知る一冊

地域を知る一冊

蛇行する月(桜木紫乃)

 中年男性と駆け落ちした須賀順子の生きざまを、道立湿原高校時代の同級生たち、駆け落ちされた妻、さらには順子の母、それぞれの目を通してオムニバス形式で綴った作品である。

別れの後の静かな午後(大崎善生)

本書は6編を収録する短編集で、随所に北海道ゆかりの人物が登場する。作品ごとに趣向は異なるが、当欄では冒頭作「サッポロの光」を紹介したい。

ンブフルの丘(澤田展人)

交通事故で同乗していた女性を死なせてしまい、厭世的な毎日を送る亮次。幼少期に母親から虐待を受けて、感情を上手く制御することのできない恭介。

挽歌(原田康子)

「挽歌」は釧路を全国的に有名にした記念碑的作品である。主人公の兵藤怜子は23歳。

凍てつく太陽(葉真中顕)

 500ページを超えるこの小説は、教養小説・青春小説・警察小説・冒険ミステリー小説など多様で多義的な様相を呈している。

熱源(川越宗一)

  19世紀後半、縦糸として「樺太・千島交換条約」によって故郷樺太を追われ北海道の対雁(ついしかり、江別市)に移住させられた樺太アイヌのヤヨマネクフと、横糸として露国に奪われた祖国ポーランドを解放するために「皇帝暗殺計画」に加担し流刑となったピウスツキとの両者が、樺太で運命的な出会いを経て、民族研究と共にアイヌの「学校」建設など、紆余曲折の歴史ロマンを織りなす「大群像劇」の小説である。

馬を洗って…(加藤多一)

 札幌市職員として「芸術の森」建設にも関わるなどした異色の児童文学作家 加藤多一 氏の作品。

そこのみにて光輝く(佐藤泰志)

 「出会い」という言葉に対して果たして私たちはどれほど深く考えたことがあるだろうか。

鉄道員(ぽっぽや)(浅田次郎)

 〈あなたに起こる やさしい奇蹟〉  こんなキャッチフレーズで売り出された、直木賞受賞の処女短編集。

アイヌ歳時記: 二風谷のくらしと心(萱野茂)

 アイヌ出身者としてはじめて国会議員となった萱野茂氏が、約70年の暮らしの中で体験してきたアイヌの行事や出来事をまとめたのが、この本だ。

バーにかかってきた電話(東直己)

 アジア最北の歓楽街すすきのを舞台に、探偵「俺」を主人公に映画化された小説。

カシオペアの丘で(重松清)

物語の舞台は北海道の北都市、架空の街である。かつて炭鉱で栄えた街、炭鉱事故という悲しい歴史を背負う街、そして大観音が見守る街。

全8ページ中の6ページ目(88記事中の12記事)

よみものカテゴリー

先頭へ戻る