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杉山 滋郎(北海道大学図書刊行会)
登場する地域:札幌市西区
公開:2019年1月1日
昭和20年、東京は空襲で壊滅状態となる。しかし北海道では印刷所や製紙工場が操業を継続していた。そこで、講談社を皮切りに出版社が次々と札幌に支店を開設し疎開。
昭和20年、東京は空襲で壊滅状態となる。しかし北海道では印刷所や製紙工場が操業を継続していた。そこで、講談社を皮切りに出版社が次々と札幌に支店を開設し疎開。地元勢も加わり、昭和25年頃までこの地は日本の出版文化を担い、知の再建の発信地となっていた。 そんな中、道内で戦時統合により発足していた北方出版社から昭和22年、「理學モノグラフ」という廉価な科学読み物シリーズが刊行される。著者として多くの …