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河﨑秋子(小学館)
登場する地域:標茶、硫黄山
公開:2025年2月17日
明治18年、主人公の瀬戸内巽は北海道月形にある樺戸集治監に送られる囚人の一人として、石狩川を上る汽船に揺られていた。元士族の家庭で育ち、東京大学の学生として将来を嘱望されていた青年がなぜこのような状況に陥ってしまったのか。
明治18年、主人公の瀬戸内巽は北海道月形にある樺戸集治監に送られる囚人の一人として、石狩川を上る汽船に揺られていた。元士族の家庭で育ち、東京大学の学生として将来を嘱望されていた青年がなぜこのような状況に陥ってしまったのか。そこには歴史的な事情があった。 西郷隆盛による西南の役に代表されるように、明治新政府に対する不平不満が高まっていたこの時代、国事犯が増加し、度重なる戦乱で国民は …