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辻 仁成(新潮文庫)
登場する地域:函館
公開:2021年11月16日
函館を舞台にした小説と言えば、最近は佐藤泰志を思い浮かべる方が多いかもしれない。
函館を舞台にした小説と言えば、最近は佐藤泰志を思い浮かべる方が多いかもしれない。その佐藤の函館西高校の後輩、辻仁成も函館を舞台にした作品を数編書いている。中でも、短編小説『海峡の光』(1997)は芥川賞受賞作で、全編が函館を舞台にしている。 青函連絡船の客室乗務員だった私は、青函トンネル開通による連絡船廃止の前に刑務官へと転職する。その勤務先の函館少年刑務所で刑務官と受刑者として、小学校の同 …