苫小牧を舞台に、娘が殺人を犯した加害者の母と被害者の父の静かな日常を描く。二人の心の動きを巡る緊張と不安が漂う中、町を象徴する巨大煙突が印象的に映し出される。小林監督は苫小牧の魅力について、登場人物の心象風景に近く、想像力をかき立てられると語った。
斉藤由貴主演の映画『雪の断章 -情熱-』は、札幌の桜吹雪が印象的なミステリー。原作は佐々木丸美の小説で、相米慎二監督が長回しやロングショットを駆使して映画化した。紙の桜花びらを使った季節外れの桜のシーンなど、地道な作業が光る作品。
淡い冬の光に包まれて、笑っている3人がいる。少年と少女はアイススケートの生徒で、もう一人はコーチだ。冬山にひっそり出現した天然リンク(凍った小さな沼)は、人の目を気にせず練習できる穴場スポット。
エベレスト登頂に日本人として初めて成功した冒険家(1986年「植村直己物語」)、江戸時代にロシアに流れ着き、凍傷で片足を失う男(1992年「おろしや国酔夢譚」)、愛犬と車で旅に出たホームレス(2011年「星守る犬」)……。
寅さんファンにとって、2024年は楽しい年だった。なぜなら「男はつらいよ」第1作の劇場公開から55周年となり、「Go!Go!寅さん」と題したプロジェクトが始動。
寒さが身に沁みると、人恋しくなるのはなぜだろう。クリスマスや大晦日は、大切な人と過ごしたいもの。「そして僕は途方に暮れる」は11月後半から年明けの物語。