北原モコットゥナシ編著 小笠原小夜 絵(北海道新聞社)
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他民族の文学作品を深く理解することは容易ではない。言葉の背後には歴史や文化、世界観が存在するため、それらを知らなければ表面的な理解にとどまり、「分かったつもり」になってしまう危険がある。
他民族の文学作品を深く理解することは容易ではない。言葉の背後には歴史や文化、世界観が存在するため、それらを知らなければ表面的な理解にとどまり、「分かったつもり」になってしまう危険がある。 その課題を見事に乗り越えているのが、アイヌ民族の研究者・北原モコットゥナシ氏が監修・執筆した『ミンタㇻ①アイヌ民族27の昔話』である。本書には、知里幸恵の翻訳で知られる「銀の滴降る降るまわりに」などの代表的 …