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>HOME >映画と握手 >「喜びも悲しみも幾歳月」(2020/11/16)

喜びも悲しみも幾歳月(1957年)

監督:木下恵介
ロケ地:石狩、小樽

 千葉・犬吠埼(いぬぼうさき)灯台など国内4カ所の灯台が国の重要文化財に指定されるという。そのニュースを知った時、私の胸に浮かんだのはあの歌。佐田啓二と高峰秀子が灯台守夫婦を演じた映画「喜びも悲しみも幾歳月」の主題歌である。

 物語は、東京湾の観音崎灯台を目指し、いそいそと歩く新婚の四郎(佐田)ときよ子(高峰)の後ろ姿から始まる。先輩職員に顔見せするのを恥ずかしがる高峰が若々しい。

 翌年、夫婦の転任先となったのが、全国でも珍しい、砂浜に建つ北海道・石狩灯台だ。家屋が雪にすっぽり覆われてしまう冬の情景は、道産子の私には馴染み深いけれど、2人にとっては最初の試練となった。慣れない土地、しかも辺ぴな場所で4年間を過ごし、長男と長女に恵まれる。家族とともに慎ましく暮らし、地道に働くこと。言葉にすれば単純な生き方をまっとうする難しさと尊さが、40年近く生きてきた今の私にはよく分かる。と同時に、人はどうしたって死の別れと無縁でいられないことも。家族が増え、喜ぶ夫婦の傍らで、妻を病気で亡くす同僚の姿をカメラはじっと見つめる。

 幸運にも平穏な日々が続いたとして、時代の波に飲み込まれれば、そんな日常はいともたやすく崩れてしまうことも、映画は静かに描いていく。北海道の片隅から夫婦が海の安全を見守っている間に、日本は国際連盟を脱退。二・二六事件などを経て、第二次世界大戦へと歩み始めるのだ。

 もとは白一色だった石狩灯台が、撮影隊の要請で赤とのツートンカラーに塗り替えられたのは有名な話。模様替えの許可には手間が掛かったそうだが、その甲斐あって“総天然色”カラー映画の美しさは今も健在で、ロケ地は大切に活用されている。映画も長く愛され、この秋には「北海道ロケ特集」として札幌・シアターキノが上映。「何十年ぶりに観て嬉しかった」という年配の女性客が多かったそうだ。

 夫婦が船上から手を振るイラストは、石狩灯台を去る場面から。溌剌とした2人がその後どんな軌跡をたどるかは、ぜひ映画を観てほしい。長崎・女島(めしま)灯台、新潟・弾崎(はじきざき)灯台、静岡・御前埼(おまえさき)灯台など日本各地を転々とすること25年。最後の赴任地として向かうのが、小樽の日和山灯台だ。

 映画の冒頭と同じように坂を上る夫婦。眼前に、霧に包まれた灯台が現れる。この瞬間をカメラに収めるべく、早朝から準備して待ったことを、木下恵介監督が後年回想している。6年前、私はこの日和山灯台を訪れたが、思った以上に険しい場所にあり、灯台守の孤独とロケの苦労がしのばれた。

 それにしてもなぜ、再び北海道の灯台を重要なラストシーンに登場させたのだろう。年老いた夫婦に冬の寒さはこたえるはず。せめて暖かい土地に送ってあげたかったけれど、あえてここを選んだとすれば、厳しい環境でも生き抜ける強さを2人に託したのではないだろうか。せわしくもにぎやかだった石狩時代の思い出も、夫婦の心をきっと温めてくれたはずだ。

イラスト&文 新目七恵(あらため・ななえ)
ライター、ZINE「映画と握手」発行人。函館出身の作家・佐藤泰志の没後30年という節目の今年、彼の小説を函館ロケで映画化する企画第5弾がいよいよ始動!今度の原作は「草の響き」。監督は「なにもこわいことはない」などの斎藤久志さんです。公開は来年秋の予定。熱烈応援!
喜びも悲しみも幾歳月

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四方を海に囲まれた北海道。漁業生産量は全国の約2割を占め、漁業従事者数も日本一の「水産王国」とあって、ロケ作に漁師が登場することも少なくない。読む

映画と握手 vol.42 2022年6月20日

愛と憎しみの彼方へ(1951年)

「黒澤明が世に送り出した珠玉の名作が、今、甦る!」と銘打った「黒澤明DVDコレクション」(朝日新聞出版)のラインアップに、未見の北海道ロケ映画「愛と憎しみの彼方へ」を見つけたのは今年初めのこと。読む

映画と握手 vol.41 2022年5月16日

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タイトルだけで、切なくも艶のある、あの独特な歌声がよみがえる。映画「ハナミズキ」は、大ヒットした一青窈の同名曲をモチーフに制作されたラブストーリー。読む

映画と握手 vol.40 2022年4月18日

塩狩峠(1973年)

今年生誕100年を迎える旭川生まれの作家・三浦綾子(1922-99)。彼女原作の映画は、文壇デビュー作「氷点」(1966年、山本薩夫監督)を皮切りに、「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」(2022年、山田火砂子監督)まで6本。読む

映画と握手 vol.39 2022年3月22日

銀のエンゼル(2004年)

週に2、3回はコンビニに行く。仕事の資料を印刷したり、支払いを済ませたり。最近は、店限定のスナックが欲しくて数店舗を探し歩いたこともあった。読む

映画と握手 vol.38 2022年2月21日

管制塔(2011年)

稚内生まれのロックバンド、Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)をご存じだろうか。2010年、10代の若さでメジャーデビューすると、CMソングやアニメ主題歌で一躍人気となった道産子アーティスト。読む

映画と握手 vol.37 2022年1月17日

白痴(1951年)

高校生の時「七人の侍」の面白さに衝撃を受け、20代で「生きる」を観てさめざめと涙を流した私が、同じ黒澤明監督の「白痴」を知ったのは10年ほど前。札幌に引っ越した30代始めの頃だった。読む

映画と握手 vol.36 2021年12月20日

鉄道員 ぽっぽや (1999年)

「幌舞(ほろまい)駅」のホームには、小雪がちらついていた。札幌で遅い初雪が降った11月下旬、南富良野町に向かった。読む

映画と握手 vol.35 2021年11月16日

馬喰一代(1951年)

岩見沢にあったばんえい競馬場の仕事に祖父が携わり、今や世界で唯一の開催地となった帯広で育った私だが、馬を身近に感じたことはなかった。読む

映画と握手 vol.34 2021年10月18日

ガチ☆ボーイ(2008年)

ロケ地にこだわる私が言うのも可笑しいが、映画の魅力は俳優によるところも大きい。読む

映画と握手 vol.33 2021年9月21日

おろしや国酔夢譚(1992年)

歴史にまったく疎いので、史実を題材にした映画を避けてきた私が、この「おろしや国酔夢譚」を紹介したくなったのは、道内唯一の人形浄瑠璃公演一座・さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座の公演「大黒屋光太夫ロシア漂流記」(2021年2月)を観たから。読む

映画と握手 vol.32 2021年8月16日

満月 MR.MOONLIGHT(1991年)

300年後の北海道はどうなっているのだろう。町のありようも、人の暮らしぶりも、きっと様変わりしているだろうけれど、正直言って想像出来ない。読む

映画と握手 vol.31 2021年7月19日

きみはいい子(2015年)

「母親」になって早7年。演技だと分かっていても、子どもが親に痛めつけられるシーンは苦手だ。読む

映画と握手 vol.30 2021年6月21日

網走番外地(1965年)

田中邦衛が亡くなった。享年88。ドラマなら、富良野ロケ「北の国から」で演じた子ども思いの実直な父・黒板五郎をまず思い浮かべるが、北海道ロケの映画にも、意外とたくさん出演している。読む

映画と握手 vol.29 2021年5月17日

ガメラ 2 レギオン襲来(1996年)

太古に生きた恐竜の化石が数多く発掘され、注目を集める北海道。映画に関して言えば、空想上の巨大生物“怪獣”が何度か上陸し、スクリーンの中の道民をパニックに陥れている。読む

映画と握手 vol.28 2021年4月19日

アイヌモシリ(2020年)

映画館の暗闇で、久しぶりに心が震えた。ワンシーンごとにヒリヒリした痛みを感じ、場内が明るくなってもすぐに席を離れたくないような深い余韻に打たれた。読む

映画と握手 vol.27 2021年3月16日

ハルフウェイ(2009年)

中学生・高校生のときめく恋心や切ない青春を描く、いわゆる“キラキラ映画”にいまいち乗れないのは、私自身それほどキラキラした覚えがないからかもしれない。読む

映画と握手 vol.26 2021年2月16日

ジャコ萬と鉄(1949年)

今年は見ることができるだろうか。ニシンの放精で海が白く濁る現象「群来(くき)」を。読む

映画と握手 vol.25 2021年1月18日

南極料理人(2009年)

いつか南極に行きたい。無謀と笑われそうな夢を、わりと本気で抱いている。読む

映画と握手 vol.24 2020年12月21日

駅 STATION(1981年)

居酒屋のカウンターで、男と女が酒を酌み交わしている。男は通りすがりの一見さん、女は店のママだ。読む

映画と握手 vol.23 2020年11月16日

喜びも悲しみも幾歳月(1957年)

千葉・犬吠埼(いぬぼうさき)灯台など国内4カ所の灯台が国の重要文化財に指定されるという。読む

映画と握手 vol.22 2020年10月19日

田んぼdeミュージカル(2003年)

黄金色の稲穂のじゅうたんが、風に揺れていた。9月中旬、家族でぶどう狩りをした帰り道、後志管内赤井川村で目にした光景だ。読む

映画と握手 vol.21 2020年9月23日

魚影の群れ(1983年)

9月11日は女優・夏目雅子さんの命日だった。35年前、27歳の若さでこの世を去った彼女が、あふれんばかりの輝きを刻んだ1本が、マグロ漁を巡る人間ドラマ「魚影の群れ」だ。読む

映画と握手 vol.20 2020年8月18日

シムソンズ(2006年)

言うだけ野暮だと思うけれど、新型コロナウイルス感染症の流行がなければ、今頃は東京五輪の興奮冷めやらぬ時期だっただろう。読む

映画と握手 vol.19 2020年7月20日

羊と鋼の森(2018年)

ピアノに縁はないけれど、ピアニストに憧れている。プロでなくても、「ピアノが弾ける」「音符が読める」と聞けば尊敬の眼差し。読む

映画と握手 vol.18 2020年6月16日

君よ憤怒の河を渉れ(1976年)

伝説の映画に期待し過ぎて、肩透かしを食うことがある。高倉健さんファンには申し訳ないけれど、彼が主演した「君よ憤怒の河を渉れ」もそのひとつ読む

映画と握手 vol.17 2020年5月18日

挽歌(1957年)

気に入った小説に出会うと、映画化するなら誰をキャスティングしたいか夢想するクセがある。読む

映画と握手 vol.16 2020年4月20日

モルエラニの霧の中(2019年)

モルエラニ」とは「小さな下り坂」という意味のアイヌ語で、「室蘭」の語源のひとつ。読む

映画と握手 vol.15 2020年3月17日

森と湖のまつり(1958年)

実在した樺太(サハリン)アイヌを主人公にした歴史小説『熱源』が直木賞に選ばれた。読む

映画と握手 vol.14 2020年2月17日

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年)

バナナは夜食にぴったりだけれど、眠たい深夜、食べたいと人に頼まれたらどうだろう。相手は重度の身体障害者で、自分はボランティア(映画の中では主人公に「ボラ」と呼ばれる)の介助者だ。読む

映画と握手 vol.13 2020年1月20日

海炭市叙景(2010年)

「人生のベスト映画は?」と聞いては相手を困らせている私だが、逆に質問されると真っ先に挙げるのが、映画「海炭市叙景」だ。読む

映画と握手 vol.12 2019年12月16日

Love Letter(1995年)

メールやSNSが当たり前の今だからこそ、直筆の手紙は嬉しい。それがたとえ、不格好な文字やつたない文面だったとしても。読む

映画と握手 vol.11 2019年11月18日

氷点(1966年)

秋も深まる10月半ば、家族を誘って旭川へ行ってきた。この地が生んだ作家、三浦綾子(1922~99年)の功績を伝える「三浦綾子記念文学館」を再訪するためである。読む

映画と握手 vol.10 2019年10月21日

女ひとり大地を行く(1953年)

ちょうど67年前の今頃、夕張炭鉱は興奮に沸いていた。なぜなら、〝ベルさん″の愛称で親しまれる人気女優・山田五十鈴が、自分たちと同じ坑夫姿で映画撮影に励んでいたからだ。読む

映画と握手 vol.9 2019年9月17日

探偵はBARにいる(2011年)

本物の探偵には会ったことがないけれど、映画に出てくる探偵は格好いい。といっても私が好きなのは、どこかおどけて三枚目、でも、ここぞという時には強くて優しい、哀愁漂う探偵だ。読む

映画と握手 vol.8 2019年8月27日

コタンの口笛(1959年)

「コタン」とは「集落」を意味するアイヌ語で、最近では朝の連続テレビ小説「なつぞら」主題歌の歌詞に登場して新鮮な思いがした。読む

映画と握手 vol.7 2019年7月17日

結婚 佐藤・名取御両家篇(1993年)

「浦河の大黒座」といえば、昨年創業100周年を迎えた道内最古の老舗映画館だから、ご存じの方も多いだろう。読む

映画と握手 vol.6 2019年6月17日

社長忍法帖 (1965年)

美人に弱い恐妻家の社長(森繁久彌)、気配り上手な常務(加東大介)、真面目一辺倒の技術部長(小林桂樹)、なまりが強烈な豪快社員(フランキー堺)。読む

映画と握手 vol.5 2019年5月20日

点と線(1958年)

ミステリーに疎い私でも、タイトルだけは知っていた「点と線」。原作は、作家・松本清張が初めて手掛けた長編推理小説で、雑誌の連載が終了したその年のうちに映画化して話題を集めたのが本作だ。読む

映画と握手 vol.4 2019年4月16日

ギターを持った渡り鳥(1959年)

“マイトガイのアキラ”と聞けば、この作品を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。日活黄金期の看板スター・小林旭の代表作であり、一世を風靡した「渡り鳥」シリーズの第1作。読む

映画と握手 vol.3 2019年3月18日

銀の匙 Silver Spoon (2014年)

北海道の農業高校を舞台にした同名人気マンガの実写映画化。青春学園ものとはいえ、内容はよくある恋愛系でも、スポーツ系でもない。読む

映画と握手 vol.2 2019年2月18日

幸福の黄色いハンカチ (1977年)

30本以上の北海道ロケ映画に出演した高倉健。男気あるやくざや、実直な仕事人など、北の果てに生きる一本気な男を魅力的に体現した彼のイメージを一言でいうなら“寡黙で不器用”。読む

映画と握手 vol.1 2019年1月21日

男はつらいよ 寅次郎忘れな草 (1973年)

「テキヤ殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の3日も降りゃあいい」。映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎(渥美清)は、ご存じ啖呵売の露天商。読む

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