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北の記者席から vol.44
北の記者席から

VOL.44“やきとり”と“桜餅”から考える

今月の執筆者|北海道報道センター記者 朽木誠一郎
公開:2025年10月21日

北海道に転勤した関東出身記者は、妻との会話から北海道の食文化の違いを知り、記事にした。異なる文化への理解が、夫婦のすれ違いを解消し、記事執筆の意義を感じさせた。

「はい、豚のやきとり」  妻は豚肉の串焼きを食卓に出し、そう言った。  4月、北海道に異動になった。妻は道産子、私は生まれも育ちも関東地方。食卓での会話は時折、かみ合わないことがある。  “やきとり”なのに豚。鳥肉のときは「鳥のやきとり」と言うらしい。ふざけているのかと思ったら、北海道には豚肉の串焼きを“やきとり”と呼ぶ文化があるという。  言われてみればどうしてだろう、と首をかしげる妻の …


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