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>HOME >新 北海道の本棚 >「絢爛たる詩魂/アイヌから見た北海道150年」(2022/1/17)

VOL4:絢爛たる詩魂/アイヌから見た北海道150年

絢爛たる詩魂 沙良峰夫

絢爛たる詩魂 沙良峰夫

大正ロマンを地で生きた詩人の発掘

 岩内、札幌、東京で時代の最先端を生き、銀座を闊歩した夭逝の詩人、沙良峰夫。西条八十、稲垣足穂、サトーハチローらと交わり、浅草オペラに通い歌詞を原語で口ずさみ、芸術を論じたその生涯や作品群は、埋もれ失われたものも多い。2021年生誕100年を機に、著者がその人物像に迫り、その生涯をたどり、関係者の文章を集成し、沙良の詩や評論、エッセイなどの作品群を校訂後、創作年順に収録したのが本書である。作品の行間から大正ロマンが香り立つ。

著者  柴橋伴夫
出版社 藤田印刷 エクセレントブックス
発行 2021年10月2日
価格 3080円(税込)

アイヌから見た北海道150年

アイヌから見た北海道150年

未来を指し示す光の言葉たち

 「北海道」。現在、当たり前に口ずさむその名前を、アイヌの人々はどう思っているのだろうか。その150年という歴史を、どう捉えているのだろうか。文章を寄せた33人の人々の境遇や遍歴は様々で、その語る言葉や口調、価値観や現状の捉え方も多様だ。ただ、共通しているのは、アイヌは「滅びゆく民」ではなく、今、アイヌとして生きることの意味や未来について、淡々と、或いは力強く、語っている点だ。それが未来への一筋の光となって輝いている。

編著者 石原真衣
出版社 北海道大学出版会
発行 2021年9月25日
価格 1760円(税込)


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