地域を知る一冊 vol.44
一握の砂(石川 啄木)
余りにも有名な歌集『一握の砂』。啄木生前唯一の歌集であり、故郷渋民村だけでなく、北海道全土、函館から札幌・小樽、そして釧路と新聞記者の生活をしつつ詠んだ数々の名歌が刻まれている。
2021年12月20日
映画と握手 vol.36
鉄道員 ぽっぽや (1999年)
「幌舞(ほろまい)駅」のホームには、小雪がちらついていた。札幌で遅い初雪が降った11月下旬、南富良野町に向かった。
2021年12月20日
新 北海道の本棚 vol.3
アーバン・ベア/林多美子歌集 青韻
ヒグマの生態や変化、街への出没理由と解決策を探る/色彩豊かで多様な韻律、朝日歌壇選者の到達点
2021年12月20日
「常設」に会いに行く vol.9
本郷新記念札幌彫刻美術館
宮の森の本郷新記念彫刻美術館への道を登っていくと、途中の松の木の下でブロンズ製の乙女がギターを奏でていた。
2021年12月20日
AFCと考えるシニアライフ vol.14
あの時の……
2年程前、シニアライフ相談サロンに80代のご夫妻がお見えになりました。お二人とも要介護の認定をお持ちでした。
2021年12月20日
地域を知る一冊 vol.43
海峡の光(辻 仁成)
函館を舞台にした小説と言えば、最近は佐藤泰志を思い浮かべる方が多いかもしれない。
2021年11月16日
映画と握手 vol.35
馬喰一代(1951年)
岩見沢にあったばんえい競馬場の仕事に祖父が携わり、今や世界で唯一の開催地となった帯広で育った私だが、馬を身近に感じたことはなかった。
2021年11月16日
「常設」に会いに行く vol.8
北海道立近代美術館
道立近代美術館は、大きな企画を持ってくる所と一般的には思われている。ゴッホ展などにはたった2、3ヶ月の会期中に何十万人も入る。しかし実は5000点以上の収蔵品を持つ大きな美術館でもある。
2021年11月16日